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私たちの健康を支える味噌

料理に独特の風味と味を与える味噌。
味噌は単なる「調味料」だと思っていませんか?
だけどそれだけだとソン!
味噌には数え切れないほどいろんな力があるんです。
1000年以上ものあいだ、
日本人の健康を支えてきたともいえるんですよ。

だからどうせ味をつけるなら、塩の代わりに味噌!
しょうゆの代わりに味噌!を使ってみましょう。
味噌はたいていの料理に応用でき、しかもたっぷりの旨みが、料理にコクを与えます。
あなたもどんどん味噌を使って、目指せ!健康体!

これからシリーズで、味噌のいろんな力をお伝えしていきます。

みそ健康づくり委員会資料『みそを知る』から紹介いたします。

醤や鼓がいつ頃、どのように日本に伝来したのかは、よくわかっていません。醤や鼓の文字が、初めて登場する「大宝令」(701年)には、中国にはない「未醤」という言葉もみられます。これは醤に日本人が工夫を加えた新しい調味料で、味噌の前身ではないかと考えられています。
その理由は「醤」は「しょう」「ひしお」「じゃん」、「鼓」は「し」「くき」と読み、どれも「みそ」という音とはつながりにくいのに対し、「未醤」のほうは「みしょう」→「みしょ」→「みそ」という変化が、容易に想像できるからです。ちなみに「噌」という漢字は「味噌」以外には使われていません。味噌のためだけにつくられた字です。

さあ今日からもっと!
料理の味付けは味噌で!!

醤と鼓

みそ健康づくり委員会資料『みそを知る』から紹介いたします。

味噌の起源は古代中国の「醤」だといわれています。
醤は、獣や魚の肉をつぶし、塩と酒を混ぜて壺につけこみ、100日以上熟成させたもの。
いまのソースや醤油と同じように使われていたようです。
紀元前700年頃の周王朝には醤を専門につくる役職があり、王家の正式な料理「八珍の美」(8種類の基本料理)には120甕(かめ)もの醤が使われたと記録に残っています。
醤は大変格式の高い調味料だったのです。
紀元前1世紀頃になると、大豆や雑穀を発酵させた「鼓」がつくられるようになりました。

さあ今日からもっと!
料理の味付けは味噌で!!

広島大学名誉教授 渡邊敦光先生著書 『味噌力』(かんき出版) からご紹介いたします。

みそ汁の塩分はそれほど多いわけではありませんが、それでも気になる人は、具をたくさん入れるようにすれば、1杯分のみそ汁に含まれる味噌の量を減らすことができます。
具材には、とくに緑黄色野菜や芋類、海草類のワカメなどを多めに使うとよいでしょう。これらの食材はカリウムを多く含みます。
塩分のとりすぎが問題なのは、ナトリウムのとりすぎが高血圧の原因になるから。このとき同時にカリウムをとるようにすると、ナトリウムが尿によって体外に排出されやすくなるのです。

さあ今日からもっと!
料理の味付けは味噌で!!

広島大学名誉教授 渡邊敦光先生著書 『味噌力』(かんき出版) からご紹介いたします。

味噌の主原料である大豆は良質のタンパク質を含んでいますが、煮たり煎ったりという通常の調理方法では消化吸収が悪い、という難点があります。
その点、味噌では大豆タンパク質が酵素と水の作用によって分解されます。その結果、60%が水分に溶け、約30%はアミノ酸になります。炭水化物もブドウ糖になっています。
味噌ではこのように、大豆がはじめから分解されているので、タンパク質をもともと消化しやすい状態で取り込むことができるのです。だから、大豆そのものを食べるよりも栄養素の消化・吸収が効率的になる、というわけです。

さあ今日からもっと!
料理の味付けは味噌で!!

広島大学名誉教授 渡邊敦光先生著書 『味噌力』(かんき出版) からご紹介いたします。

味噌は、江戸時代の医学でもすばらしい食材として重要視されています。元禄8年(1695年)に著された『本朝食鑑』という本があります。これは庶民の日常食品について医学的な見地からよし悪しを解説した本です。
その中で、味噌は体を温め、気分や心をゆったりとさせて血行をよくし、酒毒を解消するといった大豆の機能に加え、便通をよくし、元気を出し、血をつくり、血のめぐりをよくする力もある、と解説されています。
また、塩分と相まって悪血をおさめ、体を丈夫にし、体毒を消し、血圧を低くし、体をつやつやさせ、痛みを止め、吹き出物などが出るのを防ぎ、食欲をそそらせるといった効果もあるとされています。
味噌の力には、昔の医学の専門家も注目していたのです。

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料理の味付けは味噌で!!