発酵学入門

「おみおつけ」って?

Q11「お味噌汁のことを、うちの祖母は「おみおつけ」と言いますが?
「おみおつけ」を漢字で書くと、秘密がわかります。どう書くかというと...

A11 「おみおつけ」を漢字で書くと、「御御御付け」となります。
「おみおつけ」は昔、関西の女性用語だったそうです。"つけ"は主食に何かを"付ける"から来たものです。更ににそれをていねいに表現して"御つけ"になりました。その上の"お""み"も、やはりていねいな表現です。「おみくじ(御御籤)」とか、「おみ足(御御足)」という言い方と同じです。「おみおつけ」も"御付け"を更に丁寧にした表現で、「おみおつけ(御御御付け)」になりました。

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関西で、おみおつけ、という言葉は聞いたことがありません。関東の言葉と思っていました。25まで住んでいた宮城県では、おみおつけ、またはおつけといってました。
今年88歳の米寿の祝いを予定している、京都のおばあちゃん、は一度もおみお付けといったことがありません。同じ米寿の石巻のおばあちゃんは、おみおつけといい慣わしています。

興味ある情報をありがとうございました。
「おみおつけ」の語源は「女房詞」(ニョウボウコトバ)からと言われています。
女房詞とは、室町初期頃から宮中奉仕の女官が主に衣食住に関する事物について用いた言葉で、当時宮中は京都だったので、「関西発信の女性用語」と解釈しております。しかし、江戸時代に江戸で使われたという説もあり、確実なところはわかっていません。恐らく長い間に全国各地に飛び火したり、だんだん使われなくなったりしたのではないでしょうか。一度全国調査をしたらおもしろいかもしれませんね。

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